ラーメン評論②

【※"ラメン食ぶる悲しい受験生(随筆)"から移転した記事】

東京に、"めん徳二代目つじ田"というラーメン屋さんがある。
ネットでの評価が高く、メディアに出まくりの有名店のようだ。
そこで今回は、実際に私が食した感想を正直に述べようと思う。偉そうな文面があるかもしれないが、あくまで一個人の意見であり、また、自身の舌が正解とも思ってないので、そこの事情を踏まえつつ聴いて頂きたい。
公正なる評価をすべく真水で口内を中和し、人気のつけ麺を注文した。

麺の横に、スダチが添えてあった。このカンキツの油汁を見た際に決まって思い出すのが、
ゆず湯。
我が家では冬至にゆずの数個を湯船に浮かべていた。幼き頃は、日常と変わった当イベントにテンションが上がった。
調子に乗って絞っては、湯の上辺にできた油膜を舐める。
風呂よりあがると、血行が良くなったせいか、はたまた果汁の付着が原因なのか、とてつもなく痒くなり背中を掻き毟ったものだ。日頃から爪の手入れを致していない億劫児童は皮肉にも女性も羨む女爪の持主であり、それらが形づくる鋭利な刃先による引っ掻き傷は絶大。
翌日ジムのロッカールームにて、
「オウ!アレックス・・昨夜のユーのハニーのハグはなかなかハードだったようだね」
と、友人にからかわれたから、こう言ってやったんだ。
「オウ!ノウ!ロドリゲス。タレをかいたんじゃなくて、オレがかいたのサ」
ってネ。ハハハハハハハ。


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